阿蘇きぼうの家の歩み

阿蘇きぼうの家が今(2013年6月現在)に至るまでの歴史をご紹介します。

数十年前まで阿蘇保健所で家族・当事者・ボランティアが集い月2回ディケアが行われていました。

「毎日、集まる場所があればいいのにな~」という当事者の声で、地域家族会を中心に保健所・阿蘇郡12町村役場・社協・やまなみ病院・ボランティア等の協力で平成11年10月4日、共同作業所設立準備委員会設置「場所づくり」「仲間づくり」「仕事づくり」について話し合われました。

場所の選定が難しかったのですが、初代家族会会長の友人の貸家をお世話して頂き、安い賃料でお借りし、様々な方々のご協力により平成12年3月28日熊本県で一番小さな共同作業所が通所者8名、指導員1名で「阿蘇きぼうの家」として4月1日より本格的にスタートしました。

それから6年間・・・
「場所づくり」・・毎日皆が安らげ、楽しい所
「仲間づくり」・・一緒に笑って、泣いてくれる仲間がいる所
「仕事づくり」・・体調に合わせて仕事ができる所

共同作業所としてようやく軌道に乗り始めた時

平成18年10月 自立支援法制定

平成16年 阿蘇町へ家族会と作業所の場所移転のご協力を求める。

合併後の旧阿蘇町庁舎プレハブの譲り受け等を提案したが却下。

旧黒川東部保育園の後を借用の話を阿蘇町より提案して頂くが作業所の力不足により断念。

平成17年 阿蘇市誕生(阿蘇町・一の宮町・波野村合併)

平成18年 自立支援法制定により家族・当事者・ボランティア等の署名を集め、家族会と市長へ地域活動支援センター事業委託を要望。

   10月 NPO法人「阿蘇きぼうの家」を取得(法人理事は大半が家族会員)。

地域活動支援センター「阿蘇きぼうの家」として活動開始。

平成20年 就労継続支援事業B型及び移転計画を立てる

阿蘇市へ旧黒川東部保育園借用の交渉を家族会と開始(市長へ要望書提出)

平成22年

6月 阿蘇市のご協力により旧黒川東部保育園跡を借用出来るようになる

熊本県就労移行支援基盤整備事業を利用して就労訓練施設へ

9月16日改修工事着工

12月10日竣工

熊本県就労移行支援基盤整備事業(設備費)により送迎車・乾物製造に伴う機器等を申請

8月 地域活動支援センター委託継続の要望書を家族会・当事者・法人・施設より阿蘇圏域市町村へ提出

平成23年1月 就労継続支援事業B型申請書提出(熊本県)

平成23年4月  地域活動支援センター「阿蘇きぼうの家」・就労継続支援事業B型「スマイルファミリー」 スタート

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